セミラーミデ 2018年4月

恵比寿バイオリン教室

恵比寿バイオリン教室

セミラーミデ 2018年4月

クラシック通の友人にすすめられて、

メトロポリタンオペラ ライブヴューイング

ロッシーニのオペラ「セミラーミデ」を観に行きました。

ロッシーニを弾く機会があり、

どんな風に弾くのかなと勉強する気で行ったのですが、

音楽や物語に浸るより、
こんな高い声や細かい音符、トリルや装飾音を歌えるなんて、どんな身体をしているのだろう?!

と、演奏中ずっと驚きっぱなしでした。

オリンピックを観ているときに、

空中で何回転もできるのだろう?とか、

100メートルを10秒以下で走れるのだろうと、

アスリートの肉体に驚いているのと、同じように圧倒されました。

僧侶役のライアン スピード グリーンさんは、少年院にいたこともあるという、異例の経歴の持ち主だそうです。

黒人がメトロポリタンオペラの舞台で歌っているのを観て、また、素晴らしい指導者に出会って、今のキャリアを築いたそうで、

貧しい家庭に育っても成功できるという、

現代の音楽界のアメリカンドリームも知ることができました。