弓のケース替え 2017年9月

恵比寿バイオリン教室

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弓のケース替え 2017年9月

今日は長年弓の毛替えをお願いしているマイスターの所に行って来ました。

バイオリンの弓の毛は馬の尻尾ですが、これにも色々産地や種類があります。

バイオリンを弾く人は、定期的に摩擦のなくなってしまった毛を替えてもらいます。

いつものように替えてもらうつもりで伺ったのですが、

今日はかなり深い話になりました。

何年もとても細いブナの木に、毎日毎日圧力をかけ続けたらどうなるか?

どんな、素晴らしい弓でもその反りが狂ってくる。

多くの人が、直すのに職人さんを信じきれず、そのままごまかしながら使っている。

今回はよく話し合い、思いきって直そう!ということになりました。

彼が言うには多くの人が弓に自分を合わせながら、身体に凄く負担をかけて弾いているそうです。

最近ものすごく良い弓を弾かせてもらったことがあり、そのときは右手それぞれの指に吸盤がついていて、それが弓の先にそのままくっついて、私の神経が、伝わっているような感触でした(注!これは値段千万円以上)

ここまで目指せるかわからないけれど、出来上がりとてもとても期待してます!