2019年5月 音楽史

恵比寿バイオリン教室

恵比寿バイオリン教室

2019年5月 音楽史

音楽史を勉強する生徒さんがいるのがきっかけで、私も音楽史の本を読んでいます。

色々な音楽をずっと弾いてきて改めて勉強すると、

良くわからなかったことが納得できたり、

曖昧だったことが理解できたり、

勘違いだったことにも気がつきました。

普段聴くこともない、中世、西洋音楽の始まりは、学生時代以来、勉強する機会がなかったので新鮮でした。
中世、教会で神様に捧げる言葉につけた単旋律から始まり、

それにつけた5度の響きが和音の始まりで、
(その頃はドミソのミが入るのは不協和音)

当時、電車も車も無いころ、聴こえて来るのは雨や風の音など自然の音だけだったわけで、

完全5度が教会に響いている静かな世界を思い浮かべています。