中国演奏旅行15 2018年12月

深セン

昨夜遊び過ぎたせいか喉が痛い。
気温はマイナス。
午前中は寝て、体力回復に努め、葛根湯を1日の処方の2倍服用し、演奏会場深セン音感ホールへ。しかし、ホールがまた寒い。
ここ深センは、そもそも暑い所で寒さを想定していないのか、ホテルの部屋にもホールにも暖房がない。
ホテルで暖房をつけたつもりが冷房という人もいて、風邪ひく人が続出。本番演奏中も、咳をこらえられない人が増えていく。

中国演奏旅行14 2018年12月

長沙から深センに移動
演奏会がないので、心に余裕ある。
ホテルからバスで、長沙南駅に移動して、また新幹線に乗る。

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今度は、勝手が解っているのでスムーズ。
外の景色は木々の葉が丸くなり、ソテツ?らしきものも見え、温暖な地域に移っているのがわかる。
大きな市場(木を売っているのか?)も見える。

食堂車に探険に行く。
点心を頼むがないと言われ、結局カプチーノを頼む。なかなか美味しい。

男性1人と作っている女性1人が働いている。
地元客が買うところを観察。
この男性は何をしているかというと、注文を携帯電話に入れ、値段が書いてあるQRコードを出し、それをお客さんが携帯で読み取り、○○元OK!と決済し、お金は一切出てこない。
なるほど、こういう風にあらゆる所で普及しているのか、と納得。

おしゃべりをしてると3時間はあっという間に過ぎ、深セン到着。

色彩のある町で、ちょっとほっとする。

バスでホテルへ移動、パスポートの提示、引き取りに時間がかかるけど、まぁ、しょうがない。

7時に一斉にライトアップされるという夜景スポットに行く。
市民センター、という、またものすごく広い広場、そこにもう表現出来ないくらい大きな新しい建物があるが、何かわからない。グーグルマップでも出てこない。

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入り口まであるいて行って見ると、深セン工業博物館とIndustrialmuseumとある。

なーるほど、これから、ここに深センを発展させた、工業製品を持ってきて展示するのね。

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オープン前の巨大博物館でした。

7時になっても何の変化もなく、28日までで、そのイベントが終わったことを理解する。

ちょっと残念だったけれど、この巨大な博物館でこの街がどれだけ栄えているか十分分かった。

地下街で簡単に夕飯済ませ、会計時に日本語を話す女の子に助けてもらう。日本企業に勤めいて、彼氏は日本人ということ。本当にありがとうございました。
地下街のショッピングモールを探索、面白グッズ人参の形のボールペンを買う。

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洋服やバックは赤やピンクが多い。
乾物の果物が多く、キウイの乾物がどうしても試したく購入。量が多いので差し入れに出そう。
肉の乾物も沢山あり、ビーフジャーキーのようなもの、これは何?と思っていたが、試食できるところがあり色々試す。味付けが甘い辛いと色々あり。豚肉、あと鴨などもあるらしい。粉状のものは、半端な中国語でどうやって食べるのと店員さんに聞くが、そのまま食べると言われ、通じているのか、本当はどうだかわからない。

香港のコンビニもあり、ここでは日本製の物も買える。セブンイレブンも当然ある。おにぎりの絵があり、売ってるかと思ったが、やはりなかった。

充実の地下街、よく歩いた。また、地下鉄に乗りホテルの最寄り駅まで帰る。

「香港→」という看板もあり、近さを感じる。

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地図上では、香港にいるのではと思う。

中国演奏旅行13 2018年12月

長沙

わーい!今日はオフ日!

演奏会の時間を気にせず、外に遊びに行ける。
博物館に行くという意見もあったが、リニアモーターカーに乗りに行くことにする。まだ、日本にはないし、自慢できそう!

といっても、このホテルは中心地よりかなり離れた山側、どうやって空港まで行くのか?

鉄道オタクのYさんに指南され、始めて訪れた町でバスに挑戦。彼女は世界中のバスの時刻表アプリを手に入れている。

多少迷いながらも、バス停到着。運賃は2元で、でも一体どうやってお金を払うの?小銭?お札も使えるの?おつりは?当然お釣りはなくてお札も使えません。

紛らわしいのは1元(約18円)に小銭とお札と両方あること。

2元玉を握りしめこの穴?とお金を投入。運転手さんは文句言わないし、乗っても良いのね。やったー!
と思ったら、バスは皆の予想と真逆を右折、降りろー!の一言で全員下車。地下鉄まで歩く。
途中、まだ古い民家や、その横にいきなりベンツのショールーム、発展途上の中国を垣間見る。

地下鉄駅到着、メンバーのXさんに会う。
チャレンジャーのXさんは市場で地元民に混じって昼食を取って、博物館に行くとのこと。どうぞお気をつけて!

我々は地下鉄に乗り、明日乗る国鉄の乗り場もチェックし、いざ2号線に!荷物のエックス線、券販機は受け付けないお札やらでばたばたで、でもとなんとか空港行きに乗れる。

リニアモーターカーは「磁浮」と書く。
「じゆうじゆう」と歌い(?)ながら探し歩く。

この駅もめちゃくちゃ広く、今日は万歩計が楽しみ。

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さあ、リニアモーターカー、停車中は浮いてるのか、線路にくっついているのか?
出発の瞬間浮くのを感じようと全神経集中するが、全く浮いた感じはない。
おー、車内アナウンスもエコーつきで近未来感を演出している。
加速の仕方が、普通の電車にとは違うかな?
浮かれているのは我々日本人だけだで、回りは平然と当たり前の日常として乗っている。
今日は190キロという話だが、下の高速道路の車と比べるとかなり速いし全然揺れない!

キャーキャー言っているうちに、あっという間に空港着。

空港もまためっちゃ広い。

土産物屋さんは存在せず、名産品はないのであろうか。

お昼を食べ、私は「ツァー」と言って、メニューにないお茶を店員さんに通じさせ満足。

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帰路。
今度はバスは間違えないぞー。

降りたバス停はばっちりホテル前!

「本日のミッションコンプリート!!」

5人から自然に歓声があがる。

中国演奏旅行12 2018年12月

長沙

ホテル到着、45分後には長沙音楽庁へバスで出発。
17時までは入館できないという話だったが、
17時少し前ホール前にホールに到着し、しばらく待つと、中国国旗つけたオートバイがやってきて、バスを先導し、駐車場をぐるぐる2周して楽屋入り口に停止、ようやく楽屋入り。

ここは毛沢東の出身地。
国旗が街の至るところに飾られていて、ホールに入るのにも仰々しい決まりがあるようだ。

ホール内、チェコフィル、ベンゲロフ、NDRの室内楽、ウィーン少年合唱団などが来館、演奏している写真も飾られている。

会場内めちゃくちゃ寒く、本番はドレスの下に毛糸のレギンスをはいて弾くことする。

夕飯を取る時間はなく、どうしようと思っていると、中国のマネジメントからサブウェイのホットドッグの差し入れがあり、ほっとする。

アンコールに長沙の曲を弾くことになっていて、ゲネプロで練習。
長沙にある河を歌った曲、客席からの歌声も期待される。

ゲネプロが終わって早速サブウェイにかぶりつくと、辛くて辛くて泣きながら食べる。長沙地方の味付けが辛いと聞いていたが、サブウェイも辛めなのか??

本番お客様の入りも良く、ホールも良い響きで、久しぶりのシェへラザート、コンサートマスターの美しいソロをうっとり聴きながら楽しく弾く。

アンコール長沙の曲で客席は大盛上がり!

帰りに入館者パスを返すのになかなかみつからなかったら、警備員さんはいいよと、言ってくれて、ちょっと厳しい雰囲気を感じた街だったが、親切な人もいるなとほっくり気を良くする。

中国演奏旅行11 2018年12月

上海出発新幹線
上海駅到着、飛行場のようなものすごく広い駅。
建物入ってすぐ切符を自動改札に入れ、パスポートチェックがある。

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電車の駅とは思えない。とにかく広く20番線位まである。駅の建物はパスポートコントロールはあるものの、ホームまですべてエスカレーターで段差もなく快適。ホームと電車も乗る時も段差ない。

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スーツケースを持っての今回の大移動では、大変助かる。座席もとてもきれい。日本の新幹線のように車内販売もある。温かくて美味しそうなお弁当。試しに買ってみたかったけれど、量が多そうなのでやめる。

中国演奏旅行5 2018年12月

出発当日。

出発間際まで家では雑用に終われる。

玄関を出ると雨。
傘をさしてスーツケースとバイオリンを持つと、腕を痛めて演奏にひびくと判断。今回は演奏第一に考え、駅まで5分だがタクシーに乗る。

スーツケース縦横高さ合計158センチ内か、自分のスーツケースがオーバーしていると考えもしなかったので、メンバーに大きいねと言われ、追加料金で揉めたらどうしようと急に焦る。

しかし、 そんなことより、楽器を機内に、持ち込めるかが何より大事。
みんな楽器ケースの縦横の長さを図られ、機内持ち込みのタグをつけてもらい、これで手荷物検査も無事通れる、安心。

私は結局スーツケース15キロで
軽量化大成功!

機内に乗り込むまで、さっそくどこを観光?どこのレストランで食べるか、観光気分も盛り上がる。
中国通の方の美味しいそうなお料理の写真を見せてもらい、つばごっくん!

機内では映画「日々是好日」を見る。

隣の、席に座ったメンバーは私の教え子の同級生で、話が盛りあがった。

さて、飛行機降りてから、どんな世界が広がっているか?

中国演奏旅行4 2018年12月

出発前日 。
最終練習でメンバーに会う。

それぞれ持ち物のこだわりが違って面白い。ある人は食べ物、ある人は洋服。

私はとにかく軽くをモットーにだが、
行く場所で気温差が激しいから、洋服の選択が難しい。

マイナス3度になる北京、プラス25になる深セン、とにかく重ね着でなんとかすることにする。夏仕様と冬仕様両方準備。

移動も多いし、セカンド楽器で行こうかとも思ったが、今日練習で試して、悪い楽器だと弾いていて全然楽しくないので、はやり、普段使っている楽器で行くことにする。

腕時計の時間の合わせ方がわからず、そんなこともネットで調べていると、やることが増えて慌ただしい。

中国演奏旅行3 2018年12月

ピンイン練習 YouTube 最後まで見終わる。
やはり発音は難しい。
昨日は図書館で中国語文法、単語の本を借りる。せめて食べ物だけは理解しようと、イラスト付きの本を借りる。

しかし、やはり辞書さえあれば、という気持ちになり、Amazonで探す。

中古の電子辞書のカード2300円!明日には届きます。

中国演奏旅行2 2018年12月

中国で演奏する眠れる森の美女。 なんとなくストーリーは知っているが改めて調べる。
バレエも見たことが無いので、YouTubeも見る。3時間かかるので、全部見るには、休憩や外出も入れるしかない。

マリインスキー劇場でかつて上演されていた演出。

抜粋されている、この度の演奏会で使われている所も、
踊りやストーリーがわかると、更に楽しいし、気持ちもこめられる。

ロシアには行ったことがないから、是非旅してみたいと思う。こういう旅は老後にするのではなく、まだ自分が演奏活動しているうちに果たして、その経験を演奏にこめたい。
ロシアに思いを馳せながら、また、中国語の自己流発音練習をしていると、一体自分はどこで何をしているのか、ちょっと混乱。

今はまだ渋谷でバイオリンのレッスンをして、数日後には中国!

中国演奏旅行1 2018年12月

西本智美さん指揮のイルミナートフィルハーモニーオーケストラ中国演奏旅行に22日より参加する。

インターネットが繋がり憎いようで、Wi-Fiを借りるか迷ったが、
香港のSIMフリー、あとはホテルのWi-Fiと割り切ったら、
他にやりたいアイディアが浮かんでくる。

持ち物は何とかなるとして、
せっかく14日間も中国にいるのだから、中国語を覚えようと思い付く。

電子辞書に何万円もかけるのかとまず迷ったが、1000円の辞書はAmazonの評価によると、買わない方がましと。

お金をかけない方法はないかと、
インターネットで中国語文法など検索していると、結構色々出てくる。

なんといっても独学だから、
30%位しか理解できないけどめげずに読み進み、

でも、どうしてもモヤモヤが抜けないのは発音。

発音も検索する。

ピンイン(中国語の発音)が、中国のYouTubeにたどり着き、夜大声で、先生のあとについて、練習する。

何だか面白くなってきて、時間も忘れて、やっていたら12時を過ぎ、

勉強もだけれど、まずなんと言っても、健康第一で2週間乗り切らなきゃと思い直し、寝る。

肩当て 2018年11月

先週今週は、肩当てが合わないという生徒さんが何人かいました。

その人の体型、首の長さや肩の形で、肩当てはそれぞれ違います。

何種類かの肩当てを用意し、試してもらいました。

先日はユザワヤで皮を買って、
ミシンで自家製肩当てを縫ってみました。

皮だと滑りにくく楽器が支えやすいのです。

得意な友人に縫い方も教わり、

皮を縫うミシン針や糸など特別なものがあること知り、

久しぶりの手芸でした。

2019年12月中国演奏旅行

広州

広州へ移動。またしても気温はマイナス。移動中、ゲネプロと本番の間の休憩中も全部寝て体力温存。とにかく寒いので、葛根湯と、ホテルで作ってきた濃い緑茶でうがいと、ビタミン補給。段々体調良くなる。
私は熱が出なくて助かったが、発熱している人もいる。
またしてもここ広州の会場は広く、本当に寒い。また、毛糸のレ ギンスをはき、ヒートテックのキャミソールにヒートテックのシャツを着て、その上にドレス。
凄い格好だけどドレス着ているようにしか見えないから、それで頑張る。

オペラハウスだが、あまり使われていないような印象。楽器やら、太鼓やら置かれて倉庫化している4面舞台。楽屋や袖に、衣装がずらーと並んでいることもない。しかし、客席も舞台ももちろん広いので、とにかく寒い。
発熱している人もいる中で、本番。もちろん体調不良だからといって降りたりする人はいない。
本番終わり、楽屋で皆で軽く年末パティー。
移動中バスの中で11時、1時間時差の日本の年明け。年越しが演奏会中というのはよくあるけれど、バスの中で過ごすのは始めて。
拍手だけして「おめでとう。今年もよろしく!」と言い合う。

明日は西安に移動し、みんなの希望の兵馬俑に寄り、それから演奏会。一生に一度行けるかという所だけれど、みんなの体調が心配。朝6時ホテル出発。